今日もいっぱい電車に乗れるぞ!!

「鉄子の旅」の最終巻になった第6巻のあとに出版されたのが「プラス」です。そして「プラス」には、「鉄子の旅」の連載が終了後にIKKIに連載された「実録鉄ヲタブランド化計画」や、後日談としてのキクチの描き下ろしも掲載されています。そしてこのキクチの書き下ろし後日談では、「新・鉄子の旅」に直結する形になっているのでキクチは伏線の意を込めて、「鉄子の旅プラス」をもって自分の描く「鉄子の旅」は完結することを宣言しました。そして、最後のページに掲載されていたのは何らかのプロジェクトとして連載が開始される予告の掲載でした。

そして「鉄子の旅」は平成19年(2007年)6月にアニメ化されることになりました!!放送されたのはCSのファミリー劇場で、6月24日から9月23にちまでの放送になりました。アニメのキャッチコピーは「今日もいっぱい列車に乗れるぞ!!」ですが、この言葉は「鉄子の旅」の最中に、横見が道中で話した言葉ですがこの言葉こそが「乗り鉄」なる鉄オタの気持ちを代弁しているものといえるでしょう。アニメの主題歌にエンディング録音効果を担当したのはメンバーのひとりが鉄オタがいるSUPER BELL"Z(スーパーベルズ)が担当しました。

「鉄子の旅」プラス:平成21年(2009年)2月25日発行

プラス第1旅
【 相互乗り入れ企画!?酒井順子さんと水のある風景を求めて】:『 美佐島駅、田子倉駅』このプラス第1話では、新潮社と相互乗り入れ企画が行われました。エッセイストの酒井順子さんと、編集者の小林さんを迎えての旅となりました。横見はまったくいつもと同じようにハイテンションですが、その反対に酒井さんの方はというとローテンションをキープした状態で鉄子に巻き込まれる気配がありません。ところが編集者の小林さんはといえば、どんどん鉄子の世界に巻き込まれていくのでした。この回では、酒井順子さんが「小説新潮」に掲載した文章も、同時に収録されています。
プラス第2旅
【押しかけ同行取材!鉄ドラマ誕生の地へ】:『 はしだて、北近畿、餘部鉄橋、餘部駅、久谷駅、鎧駅』カミムラは、編集長から読み切りを書くようにと指示を受けていたことから、カミムラはドラマ特急田中3号のロケに同行するということを勝手に決めてしまいます。「特急ドラマ3号」はTBS系列で放送されたドラマで、田中聖が初の連続ドラマ初主演作品です。そこで当日は、ドラマのプロデューサーを務める磯山あんに、ドラマを作るきっかけとなった出来事を聞きながらロケ地の餘部駅へと向かいます。ドラマの同行ということで、カミムラは異常とも思えるほどに浮かれ、横見は鉄パワー炸裂するというあまりの旅の濃さにキクチはさすがに付いていけなくなってしまうのでした。
プラス第3旅
【アニメ化記念スペシャル皆でワイワイ、サンライズで出雲へGO!】:『サンライズ出雲、出雲市駅、一畑電車大社線、出雲大社前駅、大社駅、直江駅』この旅は、鉄子がアニメ化された記念としてきなこちゃんの声を担当した声優の豊岡さん、南田マネージャー、SUPER BELL"Z(スーパーベルズ)のふたりの野月さん、土屋さんを迎えて出雲へ旅をすることになりました。野月さんは自身も公言するほどの鉄道マニアです。そのため、サンライズに乗る時点からテツ同士の会話が弾んでキクチもダジダジです。その後、横浜で南田マネージャーは下車して、カミムラは熱海で合流。そして一行は出雲へ向かいますが、そこで横見の計画したスペシャルの目玉が、ナオエが直江に行くという事にただただ、キクチは呆れるばかりでした。
プラス第4旅
【アニメ製作地獄スタッフが語るアニメ「鉄子」の裏側】ついに「鉄子の旅」がアニメ化されました。作画として担当していたキクチは、アニメ化に際して資料が集めやすいのでアニメ化するのは簡単だったのでは?!と言いますが、それをカミムラはきっぱりと否定します。実録漫画の「鉄子の旅」をアニメ化するには、スタッフに”ウソがつけない”といったいろいろな困難が待ち受けていたことを語るのでした。
プラス第5旅
【 銚子電鉄応援企画ここではやっぱり全駅乗下車】この回では、『銚子電鉄応援BOX』が発売されることもあって、この発売に合わせて第8旅と同じルートで銚子電鉄の旅をすることになりました。今回のゲストには声優の豊岡さんと南田マネージャー。村井美樹さんと米田マネージャーを呼んで銚子へと向います。銚子に到着して早速旅を始める一行ですが、5年前の第8旅と比べて駅の状況が大きく変わっていることに旅の一同は驚くことになるのでした。